7ha 53a 28ca  monopole

 

 

この畑はタール修道院から名前がきている。

(*1120年に女性の修道院として初めて設立された)

当時ラ・フォルジュと呼ばれていた畑を、1141年にベネディクト派のタール修道院が単独所有したことからクロ・ド・タールの歴史は始まる。石垣で囲まれたこの畑の所有はフランス革命で没収されるまで続き、その後1791年にマレ・モンジュ家が畑を買い取る。そして1932年からモメサン家の手に渡り、現在まで単独所有が続けられている。 

現在に至るまで畑の所有者は3生産者のみで、畑は一度も分割された事がない稀有な畑である。

 1996年から若木のものは『La Forge de Tart』というセカンドワインを作るようになった。

 

醸造長

1996年〜シルヴァン・ピティオ

2015年〜ジャック・ドヴォージュ  (*ミシェル・マニャンやドメーヌ・ド・ラルロで醸造長を務めた)

2019年〜アレッサンドロ・ノリ(シャトー・グリエの責任者)

あまり知られていないが、

 『Clos des Tart』と 一部の『Bonnes-Mares』からなるGrand Cru 

である。

 

 

標高270〜300mの東南東向き斜面にある.

コート・ドールの畑では珍しく、畝の方向が斜面に対し平行であり、

雨による土壌の流亡防止や朝日の面と夕日の面に太陽が当たるため、柔らかな日差しを浴びることができる。