ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエは1924年に誕生した。

シャンボール・ミュジニィ村生まれのジュヌヴィエーヴ・クアンインとの婚姻で、

畑をもらい、この村でワイン農家として仕事をする様になったという。

ジョルジュ・ルーミエは1945年よりドメーヌ元詰めを始めた。

零細農家であったため、ヴォギュエの栽培管理者の顔も持っていた。

57年に息子のジャン・マリー・ルーミエが加わり、82年より現当主クリストフ・ルーミエが加わり、92年より後を継いだ。

 

 畑の大半は一族との耕作契約で借りているが、

リュショット・シャンベルタンの区画はミッシェル・ボンヌフォンとの分益耕作である。

Thomas Bassot トマ・バッソの経営が悪化したときに、シャルル・ルソーとジョルジュ・ミュニュレ、ボンヌフォンとで3分の1づつ購入した。ボンヌフォンはワイン造りをしていないので、ルーミエが作ることになった。

 分益小作でマゾワイエールやクロ・ド・ヴージョもあったが、ジャン・マリーの兄アラン・ルーミエが自分の息子のエルヴェのために持分を取り、畑は失われた。

 そして1990年に姉妹3人から畑を任され、ドメーヌを管理している。 

 

Musigny 0.10ha

毎年1樽ほどの希少な畑である。世界中の垂涎の的。入手はもはや不可能に近い。

 

Bonnes Mares 1.60ha

Terres Rougeと Terres Blancheにわかれる。

 前者は赤みがかり、豊満で力強いワインが生まれ、後者はタニックで伸びのある酸を生み出す。

 

Ruchotte Chambertin 0.54ha ( Cristophe Roumier の名前とBonnefond の名前で世にでる)

 

Charmes Chambertin 0.28ha ( Cristophe  Roumier の名前で世にでる)

 

1er Cru Les Amoureuses  0.40ha

 

1er Cru Les Cras 1.75ha

 

1er Cru Les Combottes 0.27ha

 

Chambolle-Musigny 3.70ha

 

Morey Saint Denis 1er Cru "Clos de la Bussières" Monopole 2.59ha

昔の所有者である「ラ・ビュシェール・シュル・ウシュ僧」にちなむ。

 

Corton-Charlemagne 0.20ha

シモン・ビーズのスタッフに畑仕事を見てもらっているという。

 

1999年にセニエで作られた贅沢なロゼが作られていた。