Pierre Damoyピエール・ダモワ

 

クロ・ド・ベーズ 最大の所有者

 

930年代にジュリアン・ダモワが設立した歴史あるドメーヌで、所有する畑は95%がジュヴレ・シャンベルタン、その内80%はグラン・クリュ。1992年、ピエール・ダモワに引き継がれ、果実味あふれる芳醇で力のある見事なワインを造るようになり名声が復活したドメーヌ。シャンベルタン・クロドベーズは15haのうち最大の5.36haを所有している。

 代々に渡ってジュヴレ・シャンベルタン村に銘醸畑を所有しており、非常に樹齢の古いブドウ樹を所有。シャペル・シャンベルタンは平均約50年。シャンベルタンクロ・ド・ベーズは80年以上の区画を含む畑。ジュヴレ・シャンベルタン クロ・タミゾは平均樹齢約70年以上の畑。

 

リュット・レゾネ(減農薬農法)を実践し、化学肥料や除草剤などは使用しないことで大地の力を活かし、厳しい剪定とグリーンハーヴェストなどによって収穫量を抑えている。収穫は小さなケースを使っての手摘み作業を行う。

除梗した後、ステンレスタンクで醸造所内の室温(約18℃)にて長めのプレマセレーション。全体での醗酵期間は約4週間(温度は高くても32℃)。ピジャージュは必要と思われるときのみ(但し1日に2回まで)。その後、ワインは全て木樽に移される(アペラシオンによって30100%の新樽を使用)。バトナージュはしない。樽熟成は1624ヶ月。原則的に澱引きもコラージュもせず、フィルターもかけずに瓶詰めされる。

 

2001年よりクロ・ド・ベーズはヴィエイユ・ヴィーニュと分けるようになる。