Ponsot ポンソ

 

常に進化する偉大な生産者

 

モレサンドニを代表し、ブルゴーニュのグランクリュの中でも最高のポテンシャルを持つと言われる『クロ・ド・ラ・ロッシュ』の最大所有者で3.35ha所有。

さらにレミー家とのメタヤージュ(折半耕作)も行う(0.5ha)。

19世紀に後半、ポンソ家は北イタリアの全ての駅にあるブッフェの経営権を持っていたため、自家消費用とそのブッフェのためにワインを作っていた。当時の党首であるイポリット・ポンソによって1934年からドメーヌ元詰めを始めたという。

 

現オーナーのローラン・ポンソは元パリの旅行会社に勤務。

1981年からドメーヌに参加。

引退したジャンマリー・ポンソは現在の代表的なピノのクローンを開発した偉大な作り手でもある。

(クローン115、666、778)

 

この生産者の特徴は、DRCみの収量制限で、常に最高の葡萄しか使用しない。

1977年以降、殺虫剤の使用をやめ、1988年以降はSO2を使用せずに醸造するようになる。 SO2の代わりに窒素ガスを醸造のあらゆる段階で使用している。

 

さらにはピジャージュを人間の足で行ったり、樽の香りの影響をいやがり古樽でワインは熟成される。(新樽を購入した場合にはパストゥグランでなじませてから使用している。 )

 その結果のワインは常にナチュラルで葡萄のエキスをしっかり感じ、余韻の長い素晴しいものに仕上がっている。

 

Chambertin Grand Cru 0.14ha

Chapelle Chambertin 0.47ha

Griotte Chambertin 0.89ha

Clos de la Roche 3.35ha

Clos Saint Denis 0.38ha  (1982~

Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes

Chambolle Musigny Cuvée des Cigales

Morey Saint Denis 1er Cru Cuvée des Alouettes 1.29ha

Morey Saint Denis Cuvée des Grives

Gevrey Chambertin Cuvée de l'Abeille 

 

Morey Saint Denis 1er Cru Clos des Monts Luisants 0.98ha

1911年に植樹されたアリゴテで作られる。

ノン・マロラクティック。

1872年にウイリアム・ポンソがこの畑を含む土地を購入してからこのドメーヌは始まった。